2008年08月05日

◆「涙のむこう」セルフライナーノーツ◆

2008/1/1リリースの自主制作盤「涙のむこう」。

今、私の中の一番の名盤であるこの作品が生まれるまでをSelfliner notesにしたためました。

もちろん、曲が誕生するまでの苦悩の経緯はあったんですが、なにより作った私の真意を感じてほしいって気持ちでいっぱいです。


《涙のむこう》
この曲は、歌詞に苦労しました。何度考えても納得がいかなくて、モウデキナイ\(+o+)/ ってなっていました。(笑)だけど、とある道をいつものように歩いていたら、自分が落ち葉を踏みつける「ガサガサバリバリ」って音がやけに耳についたんです。見上げれば、木々がすっかり葉を落として、そこには冬の訪れがあって…。そしたら急に、「はばたくため 今削ぎ落とす WINTER DAYS」って言葉が頭に浮かんだんです。私はいつも、短い言葉がポンと頭に浮かんで、そのイメージを膨らませて詩を書くことが多いので、ここからはもう一気でしたよ。(笑)『夢や希望に向かって進んでいる人が壁にぶつかった時、それはきっと訪れる春に向けての、意味のある冬なのではないでしょうか?そう信じることで、塞いだ気持ちもきっと楽になる。また前を向いて行ける。』そんなメッセージを込めました。

《世界》
この曲は、あえて中途半端な目線で歌詞を書きました。例えば、10代を過ぎて社会に出て、周りの友達もそれぞれ同じように歳をとる…、その間には、誰かが仕事で成功したり、誰かが結婚をしたり、誰かがまだ夢を追っていたり、誰かがまだやんちゃくれだったり(笑)、様々な人生観=世界を感じる瞬間があると思うんです。そして自分自身と誰かを比べて、羨ましがったり、自分に疑問を感じたりしちゃうと思うんです。だけどそういう迷う自分って、どんな生き方を選んだ人にも同じ様にあって、正解や不正解みたいな両極じゃ言い表せないと思ったんです。だから、『小さなそれぞれが持つ世界を、ぶつけるでも比べるでもなく、君は君、僕は僕、それでいいじゃん!』って中途半端なスタンスを、ロックビートにまかせて思いっきり肯定してみた。そんな感じの曲です。

《その罪を讃える》
この曲は、ずっとライブで歌ってきた「ソノツミヲタタエル」とは別次元で産まれた曲です。でもテーマはやはりタイトル通り、「罪」を讃えるんです。「罪」なのにね。(笑)あっ、勘違いしないでください。罪=犯罪じゃないですからね?生きる知恵、生きる術は山ほどあって、傷つく前に回避できることって、知らずに身に付けてたり、誰かに教えられたりするじゃないですか。けどそれを、そうだなって体感する前に頭だけで理解してしまうのって、すごく人間らしくないと思うんです。コンピューターじゃないんだから、あらかじめプログラミングされるなというわけです(笑)。自分自身が本当にわかるまで、体当たりで確かめて、例えそれが結果的に間違いだったとしても、その心意気は讃えるべきだ。大げさに言うと、『少年よ、間違え。』ってところですかね。

《スルーラブ》
この曲は私の中では一言、脱皮です。曲調もそうだけど、歌詞における大脱皮かな?
今までの歌詞は、私の乙女心に触れないようにしていました(笑)。なんか妙に照れくさくてね。でも自分の楽曲の幅を広げるためにも、そういう感情も表現していこうと思って、どうせやるなら、変な言い方だけど→、女性とメスの、割とメスよりの部分で表現しようと思ったんです。つまりは、女性のより本能に近いところって意味です。女性は男性よりもおそらく第六感で感じたことを重視するのかなと思います。目線や仕草や体温や、いろんなカタチにはならないもので、相手を確かめたりしてるんです。だ、だよね?(笑)
だからこの曲を聴いて、女性にはその本能が故のもどかしさを共有してもらいたいし、男性には、その本能に、ちょっとドキッといただきたいですね。

《Life goes on》
この曲は、「時の刻み」をテーマにしています。何かに後悔したまま生きていても、何か煮え切らないものを抱えて生きていても、単純に楽しい時も、つまらない時も、時はただ無関係に一定のリズムで過ぎていく。その、一見非情に思えるような時の刻みを、まず曲調で表現してみました。そして歌詞では、同じ「時」なら、こんなふうに刻んでいこうよっていう、私なりの答えをしたためました。全ては、「時」の捉え方一つで何もかもが変わっていく、だからこそ感じて欲しいメッセージです。

《YOU》
これは、曲よりも歌詞よりも先に、『大切な人との絆』というテーマから先に決めて作りました。大切な人、家族や恋人や親友…、って、失いたくないからこそ、自分のことをわかって欲しくて、わがままになったり、意地を張ったりして、ぶつかり合うことも多いと思うんです。でもそれと同時に、他でもないその人と、たくさんのことを分かり合ってきたと思うんです。そういう2人の絆をイメージした時、広くて、温かくて、深いところで強く結びつきあってる、そんな印象を受けました。だから、この曲のサビのメロディーと歌詞には、そんなイメージをすべて表現したくて、だいぶ試行錯誤しました。ほんと、作っては壊し作っては壊しでした。(笑)結果、生まれたものがこれです。みなさんにはどう聴こえるのかな。あなたにとっての大切な人を思い浮かべながら聴いて下さい。

posted by KUMI at 11:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはよ〜
わたしはちゅごくじんです。
みらい、わたしとともだちをかわります。
でしょ?
Posted by 胡 ^ ^ at 2010年03月17日 13:07
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